沖縄一周航海記、伊平屋島前泊港・待機、7月6日

1 目覚めと朝食

早朝、03:00 目を覚ます。寒い。着るものがないのでレインコートを着て寝る。ぐっすりと眠り 07:00 頃目を覚ます。皆すでに起きている。
朝食はジャガイモ、玉ねぎと卵の炒め物である。船長はなぜか元気がない。

2 朝のお仕事、エンジンチェック

昨日補修したエルボの水漏れチェックを行う。パテの量が少ないせいかどうしても水漏れが完全には止まらない注射針から噴き出すように漏れる。パテはもうない。エルボから漏れる海水の量は以前に比べて格段に少ないので、このまま帰ることにする。

3 台風 8 号

台風 8 号が接近しており、漁師さん各位は早急に避難せよとアドバイスをくれる。エンジンの修理は、与那原マリーナではできないため、松船長は、宜野湾マリーナに入港し、そこで修理することに決心した。宜野湾マリーナで台風をやり過ごし、エンジンを修理して、松船長のシングルで母港与那原マリーナの近くに帰港する予定である。
天気概況は下の通り( 予報地点は今帰仁(なきじん)、名護市の北 )。



皆様のアドバイスは 9 日は危ない。8 日までに避難地に行けという。案としてオーバーナイトの直行、伊是名は飛ばして、伊江島伊江島港に一泊。翌 8 日に宜野湾マリーナに向かう案がある。
松船長は、特に問題がなければ第2案で航海する予定。

4 昼食

昨日、漁師さんからイカの冷凍を差し入れていただいた。いひゃー。感謝感激。


夕食に盛大にどんちゃん騒ぎをと考えたが、本日の夕方までは持たないであろうと推定。何しろ、割り氷しかなく、角氷が手に入らない。冷蔵庫は冷えていない。
そこで、昼に明日の出港を祝って、盛大にやろうということになった。
まずは刺身でいただこう。


うまい。口の中にしっとりと甘みが広がる。ああ。天国。そして、冷えたビールがうまい。料亭でもめったに食べられない厚切りのイカ刺身。いひゃー。


食べきれない。大の男 3 人で食べて腹いっぱいである。残りはバター焼きで食べよう。


食った。食った。
飲んだ。飲んだ。
ただ、寝るとは言えない。たらふく飲んだので、眠くなるかも。


昼間からの酒盛り。台風の神様が怒らないかしら。

5 午後

午後は我らがたまり場、フェリーターミナルでお勉強。

6 夕食

夕食は即席のハンバーグ、銀飯、トマトである。なぜかほかの人は、冷たいお飲み物を楽しまない。しばらくたってからコーヒーを飲みだした。ああ。侘しい。