対馬・厳原港→壱岐・郷ノ浦港、5月27日

1 航行

夜、雨の音で目が覚める。雨の予報はなかったはずである。所要を足す時間くらいは、カッパなしで出ていられる。
05:45 前日の逆コースに乗る。雨が顔にパラパラと当たったがすぐに止む。
風なし。波なし。大空は灰色の雨雲に覆われている。視程は良い。
灰色の世界である。空がわずかに明るく、水平線が分かる。
対馬の島影が消えるころ、灰色の円形の海、わずかに明るい灰色の空の中を進む。モノカラーの夢の世界である。
前日に同じく対馬、壱岐の中間地点で、漁船団に会う。
それを過ぎれば、また、前の如し。
12:15 壱岐・郷ノ浦港の浮桟橋に接岸する。

航行距離   34.0NM      航行時間   6時間05分
平均速度    5.6KT

GPSのSWを入れ忘れたため、出港直後のデーターは無い。時間も、30分くらい短くなっている。

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2 仲間

一昨日停泊した浮桟橋に来てみると、ヨットが2隻停泊していた。フェニックスⅢとAIAである。この二隻は打ち合わせたわけではないが、よく会う。食事を持ち込み、皆で楽しんだ。

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